私は水が自由に流れるように描くのが好きです。
今日はどんな風にして描いているのか
言葉にしてみたいと思います。
私はいつも描く前に構成を考えたり、
下描きをせずに描いています。
ただ描く前に
画材が私の元へ来てくれたことに感謝し
私の作品になってくださいとお願いをして、
「この絵は
私の愛から描くこと。
愛を表現すること。
行くべき方の元へ行き、
その方がご自身の本質を思い出し、
その方とともに働くこと。」
を意図します。
インスピレーション、内側の自分の感覚に任せて
絵の具を選び、色水が自由に動くのをみて楽しみます。
乾ききる前の動いていく様子はとても楽しく
この写真もその状態の時のものです。
その水が自由に流れるような感覚
自分も自然の一部になった感覚で
私は描いています。
どんな絵になるのかは
全くわかりません。
描きながら感じています。
描き終わった後に
こんな絵になったんだ〜。
こんな絵が現れたんだ〜。
もっと描いていたかったな〜・・・等々
思います。
自分で描いているのですが、
どこか他人事みたいに聞こえるかもしれません（笑）
それは頭で考えて考えて
ひねり出しながら描くのではなく、
もっと私の深い部分、
表層意識を超えたところから
描いているので
このような感覚になります。
私はただその感覚を信頼して描いています。
絵がご縁のある方の元へ行き
働かせていただくことが
とてもとても嬉しいです。
心から感謝が溢れ出してきます。
ありがとうございます。
（2019年1月22日記）